ひび
旅行やキャンプなど非日常の日々と焚火の火美
2022年5月24日火曜日
R040523_猪崎鼻公園キャンプ場
 半年待ちのテント内で焚き火ができるというレンコンテントなるものが届いたが、ここ数日天候が思わしくない。
 天気予報とにらめっこしながら、今日しかないということで、5月23日、所定の用事を済ませ、17時から猪崎鼻公園キャンプ場に急遽向かった。
 18時頃に到着したが、日が長くなっているといっても1時間くらいで設営しないと暗くなってくるでしょう。
 ということで、一気に作業開始となったが、初めてにしては楽に設営でき一安心でした。
 まずは、オーソドックスにテントの外で焚き火です。
 次は、レンコンテントのレンコンたる所以となっている煙を排出するレンコン窓を開放して焚き火をテント内に滑り込ませました。
 問題なく、テント内で焚き火ができ、ちょっと不思議な気分です。
 さらに、ソロキャン用パップテントと違って、居住空間が広く高いので快適です。
 これなら、かみさんと息子の三人でも問題なさそうです。
 
 焼酎を嗜みながら、テント内での焚き火に夜は更けて行きます。
 すっかり酔って、コットに横になり、天井を眺めると、レンコン窓から星々がこぼれ落ちてきます。
 
 
 
 小鳥のさえずりに目を覚まし、太平洋に面した岬の先に向かいます。
 沖の七つ岩(ななつばえ)と日の出を眺めながら、今日一日の始まりを感じます。
 良い天気になりました。テントを乾かしながら、テント外で朝食を摂りぼんやり過ごしました。
 潮騒と小鳥たちのさえずりが、どこまでもどこまでも広がって行きます。
 
 
2022年3月12日土曜日
R040310_霧島温泉旅の湯キャンプ場
 宮崎県および鹿児島県のまん延防止等重点措置がやっと解除されたので、霧島温泉旅の湯キャンプ場に出かけることにしました。
 このキャンプ場、温泉でまったりできるのも素敵ですが、なんと『地獄蒸し』が無料で利用できるのも楽しみです。
 しかし、このキャンプ場、予約は不可(コテージ等は要予約)で、当日現地での先着順のみですので、コロナ対策も含め、人出で混雑しない平日10日(木)に出かけることにしました。
 午前中に、『地獄蒸し』の材料を調達し、昼食後、宮崎の自宅を出発しました。
 2時間程度で現地に到着しました。
 まずはテーブルとイスを組み立て、ビールをちびりながらテント設営をするという久し振りの至福の時を楽しみました。
 一通り設置が終わったら、まずは温泉です。
 内湯です。
 岩を積み上げて創られた趣のあるお風呂です。
 外湯です。
 ここちよい外気を吸い込みながら、ゆったりできるお風呂です。
 源泉が流れ込む部分を時々かき混ぜながら湯温を調節すると芯から身体がほっかほっかになっていくのが感じられます。
 露天風呂です。
 湯温が高すぎて、今回は入りませんでしたが、開放感溢れるビューは最高でした。
 内湯の岩階段を登って行くと、水風呂と蒸し風呂があります。
 この蒸し風呂がとっても気持ちがいいんです。
 小一時間温泉を満喫したら、ワインを嗜みながら『地獄蒸し』に挑戦です。
 『地獄蒸し』の釜は2つ有り、キャンパー同士譲り合いながらご利用くださいということですが、平日でしたのでかち合うことはありませんでした。温度が高い湯気が出ているので注意が必要です。
 まずは、トマト、コーン、エンドウ、ブナシメジ、エビ ・・・ に挑戦です。
 15分もすると、ほかほかの蒸し料理ができあがりました。
 塩胡椒とポン酢で美味しくいただきました。
 焚き火をしながら、次は、三枚肉、レンコン、ブロッコリー、カボチャ ・・・ に挑戦です。
 何処からともなく黒猫さんがやってきました。
 黒猫さんは蒸し料理が苦手のようでしたので、スルメをあげると美味しそうに食べていました。
 蒸し料理にワインが進み、すっかりできあがり、焚き火が辺りを怪しく照らしていました。
 
 23時まで温泉が開いていますので、酔い冷ましに2度目の温泉に向かいました。
 夜の露天風呂は、満天の星に囲まれ、これまた最高でした。
 
 温泉に、地獄蒸しにすっかり満足して、この日は爆睡でした。
 
 朝は定番のうどんをいただいた後、7時からの朝風呂に向かいました。
 冷たい空気をかき分け、一番風呂にどっぷり浸かり、うとうとと二度寝の境地を楽しみました。
 
 入浴後は、中庭で辺りを見渡してみました。
 昨日はあまり気にしていなかった温泉施設の外観やコテージ施設などを見ることができました。
 地獄蒸し用に用意していた食材がまだ沢山余っていたので、小腹を満たしながらテント撤収を行うことにしました。
 材料は、卵、サツマイモ、ジャガイモ、コーンです。
 食材が蒸れるのに時間がかかりそうなので30分間待ちましたがgoodでした。
 黒猫さんも、すっかり懐いてしまいました。
 名残惜しいですが、空模様も陰ってきましたので、少し早めでしたが10時前に帰路につきました。
 
 平日キャンプは一人1600円で、温泉(7~23時)、蒸し釜、温泉スタンドの飲料水の利用は無料です。
 また、自家用車の乗り入れが可能です。電源サイトは、+500円でした。
 楽天モバイルの電波は弱ですがゼロではなかったです。
 また、訪れたいキャンプ場ですね。
2022年1月21日金曜日
R040119_川中自然公園
 令和4年1月19日(水)、綾町の川中自然公園にソロキャンに行きました。
 あちらこちらに枝が落ちており、拾い集めるのが楽しくなりました。
 暗くなる前に、焚き火台の大きさに合わせてカットしていきました。
 今夜の焚き火は現地調達分で十分なようです。
 早々にテント設営し、焚き火&アルコールタイムを楽しむことにしました。
 テント設営もでき、薪が沢山現地調達できたので、まだ明るい16時頃から盛大に焚き火を始めました。
 火起こしは、いつもの松ぼっくりではなく、今日は現地調達した杉の枯れ葉でしたが、これも一発で火が付きました。最高だね。
 焚き火の音より、すぐ下を流れる川の流れの音の方が大きいのです!
 バーベキュー用の炭を手前に入れて、夕食&アルコールタイムです。
 火の勢いが良すぎて、目を離すとすぐに炭になってしまいます~。
 アルコールが進むと、辺りは、すっかり暗くなりました。
 平日ということもあり、キャンプ場は貸し切りでした。真のソロキャンでした。
 川の音と焚き火の音だけが、森の木々の間を通り抜けて行きます。
 月と星の光が優しく灯っていました。
 前回は、石油ストーブが温かすぎてシュラフが掛布団状態になってしまったので、今日は石油ストーブを消して、シュラフに潜り込んで寝ました。
 川の音と、森の冷気を感じなが至福の眠りに就くことができました。
 
 
 朝食後、トイレに行く前に下の川に『トイレ流し用水』を調達に行きました。
 それにしても、夏場は水遊びで賑わいそうな美しい川です。
 本キャンプ場、昨年の秋に下見に来た時には、簡易水道は機能していたと思いますが、今回はまったく水が出ませんでした。
 また、トイレ周辺にペットボトルが散乱しており、何事かと思いましたが、ペットボトルをよくよく見ると『トイレ流し用水』なるラベルが貼られていました。
 なるほど、「簡易水道が不通になっているので、水洗トイレを利用した後は、ペットボトルの『トイレ流し用水』で流してくださいね」ということなんでしょうね。
 用を足し『トイレ流し用水』を流した後、再度川に水を補給しに行き、手洗い場にペットボトルを置いておきました。
 毎回、利用者がその都度水を補給して帰ると、ペットボトルが散乱することなく清潔なトイレが維持できそうです。
 以前は、管理人のいるキャンプ場だったようですが、今は廃墟のような建物にその名残を感じるばかりです。
 今は無料となったキャンプ場ですのが、今後も皆が気持ちよく使えるように、使う人それぞれが気配りをして末永く利用したいものです。
 川中自然公園でのソロキャンは、現地で薪を調達でき、自然を肌で感じられる心地よいキャンプでした。
 
 
 本キャンプ場は、スマホは圏外ですので、昨日の昼から妻と連絡が取れていません。
 心配しているだろうから、早々に後片付けをして電波が届くであろう綾の照葉大吊橋まで戻ることにしました。
 綾の照葉大吊橋は、電波圏外でしたが嬉しいことにフリーwifiが設置されており、ラインで安否を連絡することができました。
 連絡が取れ一安心したら、せっかくここまで来たので照葉大吊橋を渡ってみようかなどという思いが出てきました。
 入場料350円を払って照葉大吊橋を5mも進むと、思い描いていたスケールを遥かに超える高さに高所恐怖症であったことを思い出してそれ以上一歩も進めず引き返してしまいました。
 もう何30年以上前になるだろうか、渡り切った記憶はあるものの今日はだめです。
 下界の景色を楽しむためでしょうが歩道中央部分には、グレーチングのような透け透けの格子状の金属板が設置されています。しかし、高所恐怖症の私にとってはどう考えても意地悪としか思えません。
 5m進んでは戻る、5m進んでは戻るを3、4度繰り返しましたが、意を決して真っ直ぐ前を向いて、左手は手すりにしっかり擦り付け、透け透けのグレーチングを避けて左サイドをずんずん進んで行きました。
 途中、気弱になり、その場に座り込みそうになる自分を叱咤激励し、高さ142m、長さ250mの照葉大吊橋を顔面蒼白で何とか渡り切りました。
 真っ直ぐ前のみを見て渡ったので、橋の上での写真は当然ありませんが、渡り切った橋の向こうからの証拠写真は下の通りです。
 何とか照葉大吊橋を渡り切ったものの復路で再度この橋を渡る気力は無くなっていました。
 すると、目の前の看板に遊歩道マップがあるではありませんか。
 照葉大吊橋を戻れば250mで済みますが、遊歩道では山道を2km以上歩くことになります。
 しかし、何の躊躇もなく私は遊歩道を安堵の気持ちで選択しました。
 急勾配で結構ごつごつとした大岩が続くデンジャラスな遊歩道でしたが、高所恐怖症の私にとっては、透け透けのグレーチングよりはましです。
 冬場の今は枯れていますが、雨の季節では滝と沢になるという、いくつもの橋が架かっている素敵な場所を通過しました。
 次回は是非、滝が観られるときに来たいものだと思いました。
 んっ、ということは、また照葉大吊橋を渡ることになる?
 そうなんです。この遊歩道、出口からは入ることができなくなっています。
 切通や斜面の山道を抜けると歩道全面が透け透けのグレーチングになっているかじか橋が現れました。
 ちょっと躊躇しましたが、これを渡るしかありません。
 高さ22m、長さ75mでしたので何とか橋の上から写真を撮ることができました。
 山の上にかかる照葉大吊橋も、かじか橋の上から観ることができました。
 ちょっと遠回りになりましたが素敵な遊歩道を通って無事駐車場に戻ってきました。
 
 素敵な寄り道後、帰路につきました。
 帰宅後は、いつもの通り、ごみ処理、ギヤーの手入れ、テント乾しをし、次回のキャンプに備えました。
 
 
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