2021年11月12日金曜日

R031110_ひなもりオートキャンプ場

 すっかり焚き火に魅せられ、先週に引き続き、ひなもりオートキャンプ場に行くことにしました。

 今回は、久しぶりに高千穂の峰登山を終えて、キャンプ場に向かう計画を立てました。

 気になるのは天候です。

 あらゆる天気情報を暇さえあればネットサーフィンする一週間でしたが、残念ながら芳しくありません。

 そこで、まず高千穂の峰登山は延期し、最悪の場合は車中泊し、炊飯棟の竈で焚き火をすることにしました。

 

 11月10日(水)、登山のを延期したので、朝はゆっくりと9時前に宮崎市を出発しました。しかし、宮崎市は快晴でしたので、ひょっとしたら登山ができるかもとの期待もしたところです。

 しかし、野尻町辺りに来ると徐々に天候が悪化してきました。

 その頃です、キャンプ場より電話がかかってきました。運転中にて対応することができなく、その後何度となく駐車して電話をかけなおすも今度は話し中にて繋がることがありませんでした。

 やっとキャンプ場と電話がつながったのは10時頃のことで、皇子原温泉健康村の駐車場でのことでした。

 内容は、キャンプ場は予想外に風雨が強いので利用変更の有無とテントを張るなら長めのペグを余分に準備するようにとのことでした。利用者の安全を考慮したありがたいお知らせでした。

 最悪の場合は、焚き火は炊飯棟の竈で行い、テント泊ではなく車中泊をする旨を伝え、お礼を言いました。

 また、予定していた登山が無くなったので、少し早めに利用開始できないかお聞きすると、わざわざ調べていただき了承していただきました。

 

 暫く時間があるので、先週はゆっくりとサウナを楽しむことのできなかった皇子原温泉健康村で小一時間湯舟を楽しみました。

 身を清めたところで、近くの狭野神社をお参りに行きました。社名は、神武天皇の幼名である狭野尊に由来しているとのことです。

 宮崎の巨木百選に選定されている樹齢400年のスギの巨木は、幹900cm、樹高40mだそうです。立派です!!

 さらに近くの農産物直売所「杜の穂倉邸」によってみると、生シイタケとサツマイモが目につきましたので今夜のバーべーキュー用に購入させていただきました。

 キャンプ場の利用開始時間を早くしていただいたので、昼食はキャンプ場で摂ることにし、早々キャンプ場に向かいました。

 ちょうど12時頃キャンプ場に着き利用手続きを行いました。一度キャンプ場を利用すると自動的に年度会員となり、年度末の3月31日まで各種割引が効き、前回1400円だった広場サイトの利用が今日は半額の700円でした。

 広場サイトに着いてみると、芝生のいたるところに水たまり、時折霧島山より強風が吹き下ろし、木々にぶつかり唸っています。

 さらに、先客のテントが畳まれたまま、サイトの中央に横たわっています

 車中にて即席麺の昼食を摂りながら、暫し待つことにしました。

 早速、車中泊用にDIYした助手席フロントテーブルにカセットコンロを載せ、お湯を沸かしました。

 メインはサッポロ一番みそラーメン、トッピングは、ベーコン、卵、野菜たっぷりみそ汁の具です。昨年の歩き遍路を思い出してしまいました。

 運転席用フロントテーブルは、ハンドルに装着するプラスチックの既製品です。鍋の熱で変形しないように百均のマットを敷きました。

 キャンプ場なのに、地上波の電波はしっかり届いていて、ゆったりTVを観ながらの昼食タイムでした。

 TVを観たり本を読んだりしながら天候回復を待ちましたが、夕刻になっても降ったり止んだりを繰り返すばかりの天候でした。

 雨が止むと快晴に近い澄み切った空なのですが ・・・

 一時間もすると風雨が激しくなるような天候でした。

 仕方がないのでプランBです。炊飯棟の竈で焚き火をすることにしました。

 広場サイトの利用者は2名でしたので、炊飯棟は贅沢なことに独占状態でした。

 事前に味付けしていた肉を焼き、焚き火を眺めながらワインで至福の時を楽しみます。

 

 また、農産物直売所「杜の穂倉邸」で購入した生シイタケは最高でした。

 さらに、農産物直売所「杜の穂倉邸」で購入したサツマイモはホクホクでした。

 炊飯棟の竈でバーベキューに舌鼓を打ちながら焚き火とワインを堪能しました。

 

 消灯時刻22時には、ワインと火美にすっかり酔いしれ、車中泊でした。

 時折強風で車がグッグッと揺れていましたが、直ぐに爆睡でした。

 ニュースによると、この日の11時過ぎに大きな火球が観測されたということですが、知る由もなしでした。ちょっと残念!!

 

 天候には恵まれませんでしたが、心地よい朝を迎えることができました。

 恒例の朝うどんの朝食の後、後片付けをし、早めの昼食としてホットサンドをいただき12時前に帰路につきました。

 

 もう一人の広場サイト利用者さんは、時折の風雨の中、テントを張り、芝生サイトでの焚き火を敢行していました。

 炊飯棟での焚き火を呼びかけましたが、霧島山が眺められる芝生の上で焚き火がしたいとのことでした。ロマンチストですね。

 しかし、帰り際、話を聞くと、焚き火の火の粉でテントに穴が開いたとのことでした。最近の極薄の軽量テントは、火に弱いことを改めて知ることとなりました

2021年11月5日金曜日

R03_ひなもりオートキャンプ場

 焚火に憧れて、R03(2021)年11月3日(水)、ひなもりオートキャンプ場でソロキャンデビューすることにしました。

 

 キャンプ場は、霧島連山北東部中腹、標高700mの高原に位置します。

 10時に現着し、受付を済ませた後、まずは久しぶりに大幡池、標高1,234m、直径460mほどの火山湖でまで山歩することにしました。

 

 

 大幡池から下山し、近くの皇子原温泉健康村で汗を流し、ビールを購入し、ひなもりオートキャンプ場に15時ごろに戻ってきました。

 

 まずは、ビールを飲みながらテント設営です。

 焚火の火の粉に強く、ソロキャンに向いているといわれるパップテントを新調しました。元々は兵士が野営するときの軍用テントだそうで無骨さが何とも言えませんが、ポールとロープで張るテントの設営は初めてです。

(1) まずは、フライシートのチャックを閉めた状態で正面を上にして、芝生上に広げ、ポールを組み立てておきます。

(2) フライシート天井のポールを差し込む位置に目印のペグを打ち込みます。 
(3) そこから、天井に水平になるように、ポールを置き、ポールの端に目印のペグを打ち込みます。
(4) (3)の目印のペグから直角になるようにポールを置き、ポールの長さの3分の2の位置にロープを掛けるペグを上下2か所に打ち込みます。この操作を、もう一方のフライシート天井のポールを差し込む位置にも施します。

(5) ポールをフライシートの天井に差し込み、ロープにテンションを掛け天井が真っ直ぐになるように固定します。

(6) 後、横、前の順で、テンションを掛けながらフライシートの裾をペグで固定すると、すべてが閉まった状態でテントが設営できました。(この作業の途中で、ペグを打つ方向を間違えているという基本中の基本のミスに気付きすべて打ち直しでした。((+_+))ビールの性でしょうか?)

(7) 正面のチャックを開き、幕を跳ね上げ、ポールとロープで固定し屋根を設営し、完成です。

 (チキューギさんの10分で張れる!誰でも簡単にパップテントを設営する方法を大紹介<< https://www.youtube.com/watch?v=bp1vGipS7Ko >>を参考にさせていただきました。)

 

 正面に、焚火シートを敷いて焚火台を設置しました。

 テント内には、グランドシートを敷いて、コット(キャンプ用簡易ベッド)を設置しました。インナーテントは火の粉に弱そうなので、今回は張りませんでした。この開けっぱなしの状態で、今回は寒さに耐えながら寝てみようと思います。

 

 次は、火起こしです。

 松ぼっくりに火をつけ、細く割った杉端材を載せると、あっという間に燃え広がりました。

 夕食は、ホットサンドメーカーでベーコン、卵、チーズのホットサンドです。

 このホットサンドメーカーは、フッ素加工されているので焦げ付かず、さらに上下が外れるのでミニフライパンになって便利です。

 晩飯は、レトルトのおでんをつまみに、焚火を眺めながら、ゆったりまったり焼酎タイムです。

 この日のために、海岸で薪や松ぼっくりを拾い集め乾燥させていた甲斐がありました。

 18時過ぎには、気温は12度となり、その後もぐんぐん下がっていきましたが、焚火とアルコールで気分は最高でした。

 トレッキングの疲れと、温泉、焚火、アルコールの心地よさに、20時過ぎには瞼が重くなり、コットの上のシュラフに滑り込みました。

 朝方の最低温度は4度1分で、テントは開いたままでしたが、コットとシュラフ、防寒着、ホッカイロが程よくマッチして寒さを感じることはありませんでした。

 

 6時前、空が明らみ始め、濃紺の空に樹木のシルエットが見え始めました。夜明けも空気も新鮮です。

 みるみる辺りが明るくなってきました。

 火起こしして、食事の準備です。

 朝食は、うどんにしました。汁が、温かく胃に優しくしみこみました。

 テントがしっかり乾いてから撤収したいので、昼過ぎまで滞在することにしました。

 その間に、炊事場、トイレ、シャワールームなどを見て回りました。

 ウォシュレットのトイレに、清潔なシャワールームと施設設備はびっくりするくらい快適です。

 

 グランドシートを剥がすと裏面は予想以上にびっしょりと濡れていました。

 早速、拭き取り、上部をテントポールにひっかけ、下部はペグで止めて乾燥させることにしました。

 昼食は牛丼です。焚火台等は撤収していますので、カセットコンロを使って手軽に作りたいと思います。

 パックご飯をホットサンドメーカーに入れ、水を少しだけ加えます。

 ホットサンドメーカーの蓋をして、弱火で、2分✕両面ぐらい温めます。強火で長く温めると、焦げます。焦げだすとチリチリ音がするのでそれを合図にしても良いかも。

 事前に湯煎にしていたレトルト牛丼をかけて出来上がりです。

 昼食後、すっかり乾いたテントを撤収し帰路につきました。

 

 初めてのソロキャンでしたが、天候にも恵まれ、大幡池までのトレッキング、皇子原温泉健康村、パップテントの設営と就寝、焚火にキャンプ飯等、盛りだくさんの非日常イベントを思いきり楽しむことができました。

 

R040523_猪崎鼻公園キャンプ場

 半年待ちのテント内で焚き火ができるというレンコンテントなるものが届いたが、ここ数日天候が思わしくない。  天気予報とにらめっこしながら、今日しかないということで、5月23日、所定の用事を済ませ、17時から猪崎鼻公園キャンプ場に急遽向かった。  18時頃に到着したが、日が長...