2021年11月5日金曜日

R03_ひなもりオートキャンプ場

 焚火に憧れて、R03(2021)年11月3日(水)、ひなもりオートキャンプ場でソロキャンデビューすることにしました。

 

 キャンプ場は、霧島連山北東部中腹、標高700mの高原に位置します。

 10時に現着し、受付を済ませた後、まずは久しぶりに大幡池、標高1,234m、直径460mほどの火山湖でまで山歩することにしました。

 

 

 大幡池から下山し、近くの皇子原温泉健康村で汗を流し、ビールを購入し、ひなもりオートキャンプ場に15時ごろに戻ってきました。

 

 まずは、ビールを飲みながらテント設営です。

 焚火の火の粉に強く、ソロキャンに向いているといわれるパップテントを新調しました。元々は兵士が野営するときの軍用テントだそうで無骨さが何とも言えませんが、ポールとロープで張るテントの設営は初めてです。

(1) まずは、フライシートのチャックを閉めた状態で正面を上にして、芝生上に広げ、ポールを組み立てておきます。

(2) フライシート天井のポールを差し込む位置に目印のペグを打ち込みます。 
(3) そこから、天井に水平になるように、ポールを置き、ポールの端に目印のペグを打ち込みます。
(4) (3)の目印のペグから直角になるようにポールを置き、ポールの長さの3分の2の位置にロープを掛けるペグを上下2か所に打ち込みます。この操作を、もう一方のフライシート天井のポールを差し込む位置にも施します。

(5) ポールをフライシートの天井に差し込み、ロープにテンションを掛け天井が真っ直ぐになるように固定します。

(6) 後、横、前の順で、テンションを掛けながらフライシートの裾をペグで固定すると、すべてが閉まった状態でテントが設営できました。(この作業の途中で、ペグを打つ方向を間違えているという基本中の基本のミスに気付きすべて打ち直しでした。((+_+))ビールの性でしょうか?)

(7) 正面のチャックを開き、幕を跳ね上げ、ポールとロープで固定し屋根を設営し、完成です。

 (チキューギさんの10分で張れる!誰でも簡単にパップテントを設営する方法を大紹介<< https://www.youtube.com/watch?v=bp1vGipS7Ko >>を参考にさせていただきました。)

 

 正面に、焚火シートを敷いて焚火台を設置しました。

 テント内には、グランドシートを敷いて、コット(キャンプ用簡易ベッド)を設置しました。インナーテントは火の粉に弱そうなので、今回は張りませんでした。この開けっぱなしの状態で、今回は寒さに耐えながら寝てみようと思います。

 

 次は、火起こしです。

 松ぼっくりに火をつけ、細く割った杉端材を載せると、あっという間に燃え広がりました。

 夕食は、ホットサンドメーカーでベーコン、卵、チーズのホットサンドです。

 このホットサンドメーカーは、フッ素加工されているので焦げ付かず、さらに上下が外れるのでミニフライパンになって便利です。

 晩飯は、レトルトのおでんをつまみに、焚火を眺めながら、ゆったりまったり焼酎タイムです。

 この日のために、海岸で薪や松ぼっくりを拾い集め乾燥させていた甲斐がありました。

 18時過ぎには、気温は12度となり、その後もぐんぐん下がっていきましたが、焚火とアルコールで気分は最高でした。

 トレッキングの疲れと、温泉、焚火、アルコールの心地よさに、20時過ぎには瞼が重くなり、コットの上のシュラフに滑り込みました。

 朝方の最低温度は4度1分で、テントは開いたままでしたが、コットとシュラフ、防寒着、ホッカイロが程よくマッチして寒さを感じることはありませんでした。

 

 6時前、空が明らみ始め、濃紺の空に樹木のシルエットが見え始めました。夜明けも空気も新鮮です。

 みるみる辺りが明るくなってきました。

 火起こしして、食事の準備です。

 朝食は、うどんにしました。汁が、温かく胃に優しくしみこみました。

 テントがしっかり乾いてから撤収したいので、昼過ぎまで滞在することにしました。

 その間に、炊事場、トイレ、シャワールームなどを見て回りました。

 ウォシュレットのトイレに、清潔なシャワールームと施設設備はびっくりするくらい快適です。

 

 グランドシートを剥がすと裏面は予想以上にびっしょりと濡れていました。

 早速、拭き取り、上部をテントポールにひっかけ、下部はペグで止めて乾燥させることにしました。

 昼食は牛丼です。焚火台等は撤収していますので、カセットコンロを使って手軽に作りたいと思います。

 パックご飯をホットサンドメーカーに入れ、水を少しだけ加えます。

 ホットサンドメーカーの蓋をして、弱火で、2分✕両面ぐらい温めます。強火で長く温めると、焦げます。焦げだすとチリチリ音がするのでそれを合図にしても良いかも。

 事前に湯煎にしていたレトルト牛丼をかけて出来上がりです。

 昼食後、すっかり乾いたテントを撤収し帰路につきました。

 

 初めてのソロキャンでしたが、天候にも恵まれ、大幡池までのトレッキング、皇子原温泉健康村、パップテントの設営と就寝、焚火にキャンプ飯等、盛りだくさんの非日常イベントを思いきり楽しむことができました。

 

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