2022年1月21日金曜日
R040119_川中自然公園
令和4年1月19日(水)、綾町の川中自然公園にソロキャンに行きました。
あちらこちらに枝が落ちており、拾い集めるのが楽しくなりました。
暗くなる前に、焚き火台の大きさに合わせてカットしていきました。
今夜の焚き火は現地調達分で十分なようです。
早々にテント設営し、焚き火&アルコールタイムを楽しむことにしました。
テント設営もでき、薪が沢山現地調達できたので、まだ明るい16時頃から盛大に焚き火を始めました。
火起こしは、いつもの松ぼっくりではなく、今日は現地調達した杉の枯れ葉でしたが、これも一発で火が付きました。最高だね。
焚き火の音より、すぐ下を流れる川の流れの音の方が大きいのです!
バーベキュー用の炭を手前に入れて、夕食&アルコールタイムです。
火の勢いが良すぎて、目を離すとすぐに炭になってしまいます~。
アルコールが進むと、辺りは、すっかり暗くなりました。
平日ということもあり、キャンプ場は貸し切りでした。真のソロキャンでした。
川の音と焚き火の音だけが、森の木々の間を通り抜けて行きます。
月と星の光が優しく灯っていました。
前回は、石油ストーブが温かすぎてシュラフが掛布団状態になってしまったので、今日は石油ストーブを消して、シュラフに潜り込んで寝ました。
川の音と、森の冷気を感じなが至福の眠りに就くことができました。
朝食後、トイレに行く前に下の川に『トイレ流し用水』を調達に行きました。
それにしても、夏場は水遊びで賑わいそうな美しい川です。
本キャンプ場、昨年の秋に下見に来た時には、簡易水道は機能していたと思いますが、今回はまったく水が出ませんでした。
また、トイレ周辺にペットボトルが散乱しており、何事かと思いましたが、ペットボトルをよくよく見ると『トイレ流し用水』なるラベルが貼られていました。
なるほど、「簡易水道が不通になっているので、水洗トイレを利用した後は、ペットボトルの『トイレ流し用水』で流してくださいね」ということなんでしょうね。
用を足し『トイレ流し用水』を流した後、再度川に水を補給しに行き、手洗い場にペットボトルを置いておきました。
毎回、利用者がその都度水を補給して帰ると、ペットボトルが散乱することなく清潔なトイレが維持できそうです。
以前は、管理人のいるキャンプ場だったようですが、今は廃墟のような建物にその名残を感じるばかりです。
今は無料となったキャンプ場ですのが、今後も皆が気持ちよく使えるように、使う人それぞれが気配りをして末永く利用したいものです。
川中自然公園でのソロキャンは、現地で薪を調達でき、自然を肌で感じられる心地よいキャンプでした。
本キャンプ場は、スマホは圏外ですので、昨日の昼から妻と連絡が取れていません。
心配しているだろうから、早々に後片付けをして電波が届くであろう綾の照葉大吊橋まで戻ることにしました。
綾の照葉大吊橋は、電波圏外でしたが嬉しいことにフリーwifiが設置されており、ラインで安否を連絡することができました。
連絡が取れ一安心したら、せっかくここまで来たので照葉大吊橋を渡ってみようかなどという思いが出てきました。
入場料350円を払って照葉大吊橋を5mも進むと、思い描いていたスケールを遥かに超える高さに高所恐怖症であったことを思い出してそれ以上一歩も進めず引き返してしまいました。
もう何30年以上前になるだろうか、渡り切った記憶はあるものの今日はだめです。
下界の景色を楽しむためでしょうが歩道中央部分には、グレーチングのような透け透けの格子状の金属板が設置されています。しかし、高所恐怖症の私にとってはどう考えても意地悪としか思えません。
5m進んでは戻る、5m進んでは戻るを3、4度繰り返しましたが、意を決して真っ直ぐ前を向いて、左手は手すりにしっかり擦り付け、透け透けのグレーチングを避けて左サイドをずんずん進んで行きました。
途中、気弱になり、その場に座り込みそうになる自分を叱咤激励し、高さ142m、長さ250mの照葉大吊橋を顔面蒼白で何とか渡り切りました。
真っ直ぐ前のみを見て渡ったので、橋の上での写真は当然ありませんが、渡り切った橋の向こうからの証拠写真は下の通りです。
何とか照葉大吊橋を渡り切ったものの復路で再度この橋を渡る気力は無くなっていました。
すると、目の前の看板に遊歩道マップがあるではありませんか。
照葉大吊橋を戻れば250mで済みますが、遊歩道では山道を2km以上歩くことになります。
しかし、何の躊躇もなく私は遊歩道を安堵の気持ちで選択しました。
急勾配で結構ごつごつとした大岩が続くデンジャラスな遊歩道でしたが、高所恐怖症の私にとっては、透け透けのグレーチングよりはましです。
冬場の今は枯れていますが、雨の季節では滝と沢になるという、いくつもの橋が架かっている素敵な場所を通過しました。
次回は是非、滝が観られるときに来たいものだと思いました。
んっ、ということは、また照葉大吊橋を渡ることになる?
そうなんです。この遊歩道、出口からは入ることができなくなっています。
切通や斜面の山道を抜けると歩道全面が透け透けのグレーチングになっているかじか橋が現れました。
ちょっと躊躇しましたが、これを渡るしかありません。
高さ22m、長さ75mでしたので何とか橋の上から写真を撮ることができました。
山の上にかかる照葉大吊橋も、かじか橋の上から観ることができました。
ちょっと遠回りになりましたが素敵な遊歩道を通って無事駐車場に戻ってきました。
素敵な寄り道後、帰路につきました。
帰宅後は、いつもの通り、ごみ処理、ギヤーの手入れ、テント乾しをし、次回のキャンプに備えました。
2022年1月12日水曜日
R040108_法華嶽公園キャンプ場
令和4年1月8日、今年初めてのソロキャンは、法華嶽公園キャンプ場です。
タープ設置の検証と少々改良したサイドウォールとフロントウォールの検証がテーマです。
14時過ぎに宮崎市の自宅を出発し、15時頃に現地で受付を済ませ、直ぐにサイトに到着しました。
今回は、車を横付けできる7m×9m程度の芝生マウンドがあるオートキャンプサイト(2,000円/区画・泊 + 200円/人・泊 電源なし)を利用させていただきました。
しかし、その隣にある5m×8m程度の芝生マウンドとマウンド内にハンモック設置ができる杉の木があるレギュラーサイト(1,000円/区画・泊 + 200円/人・泊)も自然観があり魅力的でした。次来るときは、是非レギュラーサイトを利用してみたいものだと思いました。
他に、マウンドが無いため、大きなテントを設置できるフリーサイト(テントの大きさなどにより異なる)もありました。
サイト脇には小川もあり、夏場は賑わいそうな良い雰囲気のキャンプ場でした。
今日は、年末に観音さくらの里キャンプ場で強風のため諦めたタープの設置に、まずは挑戦です。
テントとタープを縦に連結させる小川張りという設置にトライしてみました。
タープの後部が低すぎたような気がしましたので、後で手直ししました。
テントとタープの距離やタープの高さなど、まだまだ利活用しながら調整する必要があるかなと思ったところでした。
ですが、夜はタープの下でゆったりと焚き火を楽しむことができました。
焚き火とアルコールを楽しんだ後は、少々改良したサイドウォールとフロントウォールを取り付けたパップテントに石油ストーブを入れて暖をとりながらお休みタイムです。
ところが、暖かすぎてシュラフは、潜り込むことなく掛布団程度となりました。
50~60cm高の温度を見てみると、なんと20.8度でした。暖かいはずです。
2地点の温度を測定できる温度計を新調したので早速利用してみました。
テント外地面とテント内地面での温度は、外2.8度、内7.3度でした。
テント外と内で+4.5度の温度差があり、テント内50~60cm高の地点では、さらに+13.5度の差がありました。
つまり、テント外地面とテント内50~60cm高の地点では、+18.0度の差になります。
ということで、暖かいテントの中で朝まで熟睡でした。
5時頃に目覚めて、テント内で定番になった朝うどんの朝食をいただきました。
7時頃に、キャンプ場に朝日が差し始めました。
いつものように、テントとタープを乾かしながら、他の荷物を少しづつ撤収していきます。
そして、これまたいつものように、10時頃二度目の朝食としてホットサンドをいただきました。
その後、天幕を撤収した後に、タープ下でテントポールを前後に動かし、テントとタープの位置関係を検討し次回に備えました。
すべての資材を撤収し、11時頃帰路につきました。
また、帰宅後、乾ききらなかった天幕とタープを再度天日干し、次回に備えました。
今回のキャンプで、テントとタープの位置関係及びタープの高さは、タープの使用目的を考えてあらかじめイメージしておく必要と大まかな位置関係を把握できたと思います。
また、サイドウォールとフロントウォールの最終改良は、自分的にはアイデアが行ったり来たりしています。
まぁ、完成はしていないが、実用レベルで使用できているし、今後も実際に利用しながら改良していこうと思っているところです。
実は次のキャンプは、鹿児島方面に遠征しようと目論んでいて、その予備調査に10日(成人の日)に妻と現地視察に行くつもりでした。
しかし、9日のコロナ感染拡大の状況に伴い、県外への遠征はちょっと難しくなりました。残念です。
まぁ、暫くは県内の人があまり集まらないキャンプ場でエンジョイすることになりそうです。
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