2022年1月1日土曜日
R031227_観音さくらの里キャンプ場
令和3年12月27日、DIY途中のパップテントのサイドウォールとフロントウォールの出来具合と改良点、並びに石油ストーブの設置方法を探るために、観音さくらの里キャンプ場にて実証実験をしてきました。
翌朝28日の気温はー2度でしたが、パップテントのキャノピー部分を覆うようにサイドウォールとフロントウォールを取り付け、石油ストーブを設置したので快適に過ごすことができました。
また、サイドウォールとフロントウォールを設置したことにより、テント内空間が2倍以上に拡張され、見た目にもテント内がすっきりしていい感じです。
27日の昼前に宮崎の自宅を出発し、1時前にキャンプ場に到着しましたが、受付は1時からということでジャスト1時にキャンプ場に入りました。
実は今回タープを新調し、タープの下で焚き火をと思っていたのですが ・・・
かなりの風にあおられ、一旦設置はしたものの夜中に吹き飛ばされては大変だと思い今回は撤収しました。
天気予報を再度確認し、18時以降風が弱まることを確認してパップテントを設置し、所期の目的であったサイドウォールとフロントウォールをの実証実験を行うことにしました。
まだ未完成のサイドウォールとフロントウォールを、結束バンドやロープを使ってパップテントに接続し、大きさやパップテントとの接続方法などを検討しました。
キャノピーとサイドウォールは、取り敢えずダブルクリップで接続しました。((+_+))
サイドウォールの前部にはポールと接続する部分にはハトメを取り付けました。また、フロントウォールと接続する部分には、出入りが容易になるようにマジックテープを縫い付けました。
しかし、よくよく観ると上と下の写真に違いがあることに気が付きます。下の写真では、マジックテープ部の布がハトメ部分を内部にし覆い隠すように縫い付けられなくてはならないのに内外を間違ってハトメが見えるように縫ってしました。((+_+))次回までに縫い直したいと思います。(#^.^#)
17時で気温が6度となり、陽が落ちると更に気温が下がることが予想されたので、今回のもう一つの実証実験項目であった石油ストーブを早々設置してみました。
サイドウォールとフロントウォールのお蔭でキャノピー直下がすべて覆われ、ストーブの大部分の温かさをテント内に閉じ込めることに成功しました。少々隙間だらけですが、いい塩梅の換気になりそうです。
また、テント内空間が2倍以上に拡張されたので、石油ストーブを設置しても狭さを感じることはありませんでした。
また、一酸化炭素中毒にならないように、一酸化炭素検知器を稼働させました。
夜は、フロントウォールをキャノピーの上に跳ね上げ、焚き火をしました。
サイドウォールが両サイドからの風を弱め、前方からは焚き火の温かさが、左サイドからは石油ストーブの温かさが伝わり冬キャンが快適な環境になりました。
タープが設置できていたら、風や夜露を弱め更に快適な環境になっていたでしょうが、次回の楽しみにしたいと思います。
焚き火タイムをたっぷり堪能したら、フロントウォールを下げてテント内を閉鎖空間にして、石油ストーブの暖房効果を高めました。とっても暖かな居住空間になりました。
また、焚き火機材一式がテント外にあり、サイドポールの二股化、サイドウォールとフロントウォールの設置によるテントの拡張により、テント内は広々としています。
ストーブの上で廻っているのはストーブの温かい空気を循環させるストーブファンです。このストーブファン、ストーブの熱を電気に変換して回転するという優れものです。
快適なテント内で熟睡しましたが、朝起きてテント内の異常な状態にちょっとびっくりしました。
テントの下部2~30cm部分に計ったようにぐるりと霜がびっしりついているのです。
最低気温となる朝7時に、テント内地面と約50cm高のテーブルの上で温度を測定しました。
すると、地面部では、ー1.8度、約50cm高のテーブルの上で11.2度とその差は13度にもなっているのです。
きっとテントの外はもっと寒かったでしょう。
朝は寒かったので、朝食は、テント内でカセットコンロで調理し、いただきました。
朝食後に、テントを出て見渡すと、芝生とテントは、びっしりと霜が付いていました。植え込みと車も霜で真っ白になっていました。
サイドウォールとフロントウォールの取り付けと石油ストーブの設置は、私の冬キャンでは必需品になりそうです。
ここ観音さくらの里の温泉は、朝7時から開業ですので、朝湯を堪能させていただくことにしました。(当然のことですが、温泉割引券を利用させていただきました。)
お風呂がある棟からは、暖かそうな湯気が立ち上っていました。
たっぷり、1時間余り温泉を楽しみ、テントやマットを乾かしながら撤収し、昼過ぎに宮崎市の自宅に戻りました。
今回の実証実験でサイドウォールとフロントウォールおよび石油ストーブの設置は、冬キャンの環境を大きく向上させることが分かりました。
今後は、今回の知見を基にサイドウォールとフロントウォールの完成に向けてDIYを工夫したいと思いました。
また、家庭用石油ストーブをそのままの状態で運搬すると、当たり前ですがほんの少しの傾きで灯油が零れ出ることがわかりました。
そこで、ストーブより灯油タンクを抜き取り、手動ポンプでストーブの油受けざら内に残っている灯油をできる限り抜き取り灯油タンクに戻しました。ストーブに残っている灯油を限りなく少なくすることにより、ストーブを傾けても灯油が漏れ出る事態を少なくしました。
灯油タンク、ストーブは個別にビニル袋に包んだ後、梱包しました。当然手動ポンプも撤収時に必要となるのでビニル袋に包んで持参しました。(ストーブを梱包する際は、購入したときに付いていた燃焼筒を納めている包装材を利用すると燃焼筒を傷つけることなく運搬できます。)
少々やっつけ仕事でしたが、この程度で灯油が零れ出ることなく家庭用石油ストーブを運搬することができました。
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